代表あいさつ

株式会社ヌマタの原点は、1950年に祖父が創業した塗料店「沼田塗料商会」にあります。当時は葉山で唯一の塗料販売店として営業しておりました。その後、父が事業を引き継ぎ、内装やリフォームなども手掛ける総合建設会社へと事業を拡大し、社名も現在のものへと改めました。

私自身は別の建設会社で幅広く経験を積んでおりましたが、次第に父の会社を手伝うようになり、今に至ります。実は当初、会社を継ぐつもりはありませんでした。新しいことに挑戦したい気持ちが強かったからです。けれども、地域の皆さまのご要望に応える形で建設業務全般へと舵を切った父の姿を見て、祖父と父が守ってきた大切な会社を継ぎ、自分らしい事業展開でさらに発展させていくことも可能なのだと思うようになりました。

その思いは就任以来変わることなく、常に新しいことに挑戦を続けています。たとえば、ペットリフォーム事業への参入、結婚相談所の開業、本番エストニアサウナの輸入、美容商材を扱う子会社の設立、オリジナルブランドの開発、地域イベントの主催など、この5年間で多くの取り組みを実現してきました。そして、これらに共通しているのは「人々の暮らしを豊かにしたい」という想いです。

住宅の品質向上はもちろん、生活の質を高め、地域を活性化させることも「暮らしの豊かさ」につながります。だからこそ業界の枠にとらわれず、これからも挑戦を続けてまいります。「縁あるすべての人の幸せをつくる企業」は現在の我が社の理念です。振り返れば、祖父が創業した当時も、父が建設業へと事業を広げたときも、根底には同じ思いがあったのだと思います。その流れが今も私たちの精神です。

また、株式会社ヌマタでは社員一人ひとりの「好き」や「やりたい」を尊重し、新たな発想や視点を事業に取り入れています。暮らしの豊かさの形は人それぞれであるからこそ、多様な意見や感性に耳を傾けることが大切だと考えています。建設の専門知識がなくても、情熱やアイデアを持つ社員は会社の大切な財産であり、より多くの「暮らしをよくするヒント」を与えてくれる存在です。

私は逗子で生まれ育ち、葉山に会社を構え、地域の暮らしを支えることができる今を大変幸せに感じています。これからも地域の皆さまとともに歩み、暮らしをより豊かにする企業であり続けたいと願っています。

代表取締役　沼田宏之

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